127時間
- 2012-01-28 (Sat)
ダニー・ボイル監督作品「127時間」を見た。
あらすじはおいておくとして、90数分あっという間だった。
ほとんど1シチュエーションだったのに。
ほとんど予備知識ナシで見たので、エンディングで実話だということを知る。
そのことにも圧倒させられた。
映像としては、空と大地の色のコントラストが素晴らしい。
自然の映像はとてもキレイだったのが逆に残酷。
そして音楽。
クライマックスの音楽はシガーロスっぽいなぁと思ってたら、やっぱりそうだった。
「残響」というアルバムからFestivalという曲。
この映画のエンディングにこれほど合う音楽もないだろう。
主人公の人生に共感することもないので、自分を投影はできないけど、
大事なことをおろそかににして生きていることに変わりはない。
たとえ何かをなくしても前に進むという決断。
人生の縮図のような映画だった。