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抑圧と解放
- 2009-09-11 (Fri)
ある制限を設けて行動し、解放した場合と、
無制限の場合とでは結果が違ってくるという話を聞いた。
例えば、サッカーの練習で地面にボールを落とさずに蹴り続けるリフティングというものがある。
頭とインサイドと腿を必ず使って10回リフティングさせる練習方法と、
特に指定せずに10回リフティングさせる方法とでは、
前者の方がリフティングの上達が早いというもの。
そんなの当たり前だという声が聞こえてきそうだが、
この図式は色んなことに当てはまる(ような気がする)。
一週間のうち、5日働いて、2日休むからこそ、休日が尊いものになる。
5日働くという抑圧がなければ、休日のありがたみは無くなる。
デザインは基本的に色んな制限がある。
クライアントの意向だったり、
予算だったり、時間だったり。
普段その環境の基で働いているからこそ、
hypeとしての活動は楽しいのかもしれない。
もちろんhypeの活動も制限が無いわけではないけど、
普段会社で働いている状況とはかなりの差がある。
そこから開放され、自由にデザインできることの楽しさは、会社の仕事では味わえない。
逆もまた然り。
ただ、デザイナーはアーティストとは違う。
逆に言えば、制限がないと何をしていいかわからない。
そういう場合は自分でコンセプトなり、制限を加える。
どう転んでもアーティストにはなれそうにない。
ずっと自由だと、自由の意味すら忘れてしまいそうだ。
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epic45/In All The Empty Houses
- 2009-09-09 (Wed)
英国出身の2人組。
1997年当時は3人でepic45を結成。
その後様々なメンバーが入れ替わりながら、現在はオリジナル・メンバーであるRob. Benの2人で活動中。
前作「May your heart be the map」がとても素晴らしく、
ポストロック、エレクトロニカ、アコースティック、シューゲイズ、アンビエントといった要素と、
憂いを帯びた優しく切ないメロディーが僕の琴線に触れまくった。
「May your heart be the map」から
個人的には他の似たようなサウンドのバンドなんかとは確実に一線を画していると思っている。
そしてチルアウトにももってこい。
そのepic45が新作のEPを発売。
In All The Empty Houses。
10/15にDVD付きでThomason Soundsよりリリース。
「In All The Empty Houses」から。
またツアーしてくんないかなー。
今度はもうちょい早めに。
新作EPの中から数曲MySpaceで試聴できます。
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’09 Summer Tour@金沢・能登・富山 vol.3
- 2009-09-07 (Mon)
2日目の様子はコチラ。
朝一から立山連峰へ。
立山まで車で移動し、そこからケーブルカーとバスで室堂という、
標高2,400mの高地を目指す。
車での移動中は山に近づくにつれ、
故郷の景色に似てきた。
辺り一面の田んぼとか。
でも空気は違ってた。
その日は曇り。
バスに乗る高さまで来ると、雲なのか霧なのかよくわからなくなってた。
晴れていたらもっと遠くまで見渡せたんだろーけど。
室堂に着く。
寒い。
まだ夏なのに。
土産物屋には中国語で書かれたポップが並んでる。
…。
さっそくみくりが池を目指し、散策開始。
霧か雲か?
登山開始数分で目の前に広がる大パノラマ。
幾重にも重なった山々のレイヤー。
そして雪が残るみくりが池。
透き通るような水。
魚とかいんのかなー?
綺麗な高山植物がたくさん咲いていた。
どれも花が小さい。
名前のわからない草。
ふわふわ系。
みくりが池の近くには地獄谷がある。
せっかくなので見に行ってみることに。
硫黄の匂いが蔓延している。
水しぶきが勢いよすぎ。
目に入って痛かった。
地獄谷の先にはさらなる絶景があった。
なんというか、自然をこんなに感じたことは初めてだった。
当初の予定では富山は金沢のついでだった。
ホントに来てよかった。
室堂に戻り、そのまま富山空港から帰路についた。
何故か出発前から富山に魅かれていた。
理由はわからないが、何かがあるような気がしていた。
今は夏の終わり。
これから秋になり、厳しい冬が訪れる。
富山を調べていると、綺麗な雪景色が多いということに気づく。
九州育ちなので、雪が積もることは年に一度あるかないか程度の経験しかない。
雪に対する憧れなのか。
今回はもちろん、雪景色には出会えなかった。
でも何かの片鱗は感じ取れた。
それはある種の静謐さのようなもの。
もう一度、今度は雪の季節に行こうと思う。
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’09 Summer Tour@金沢・能登・富山 vol.2
- 2009-09-03 (Thu)
1日目の様子はコチラから
和倉温泉を後にし、2日目はまず奥能登に向かった。
目指すは九十九湾。
九十九湾は日本百景の一つで、リアス式海岸。
海岸沿いに遊歩道があり、海の上を歩く気分を味わえる。
海は透明度が高く、生き物もたくさんいた。
魚がうまいはずだ。
ひとしきり海で遊んだ後、富山県の氷見に向かった。
氷見はなんといってもブリが有名。
それにしても街のいたるところで見かける忍者ハットリ君は一体何なのか?
時間があったので富山市内に向かう途中で公園に寄った。
大きな川に面した公園で、とても綺麗だった。
時間帯によっては、野鳥観察もできる。
2日目は富山駅からすぐのホテルに泊まった。
えらいでかい。
そして居酒屋にて遂に念願の白エビを食す。
さっぱりしてる。
富山にはJ2のカターレ富山があるらしい。
サポーター見るまで知らなかった。
駅前のパブリックビューイングでたくさんの人が観戦してたが、試合には負けてた。
ちなみに現在J2ランキング10位。
そんなこんなで2日目終了。
次回、立山連峰編。
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’09 Summer Tour@金沢・能登・富山 vol.1
- 2009-09-02 (Wed)
2泊3日の旅行。
北陸は初めてだ。
今回の旅の目的は金沢の21世紀美術館。
そして自然を満喫すること。
初日は金沢。
21世紀美術館→兼六園→ひがし茶屋街というルートで回った。
3箇所とも近く、一気に回るには便利だ。
まずは21世紀美術館。
平日の開館と同時に行ったのだが、修学旅行生や観光客でにぎわっていた。
変な象?
有名なLeandro Erlichのスイミングプール。
プール内部から。
色使いが綺麗だった。
次に向かったのが日本三名園の一つ兼六園。
雪月花の雪。
江戸時代に作られたものらしいが、独特の雰囲気で思った以上に広かった。
京都とはまた違った雰囲気。
江戸時代にしても贅沢だったんだろーなー。
そして最後に茶屋様式の町家が並ぶ、ひがし茶屋街。
観光名所だが、茶屋の多くは「一見さんおことわり」。
途中で食べたアイスもなか。
侍が歩いていても不自然じゃない雰囲気がある。
でも和服の人すら見なかった…。
京都とは違うかー。
次は和倉温泉に移動。
和倉温泉は、中能登に位置する温泉街。
そしてWebの世界では割と有名な多田屋(すごく綺麗なホームページなので是非ご覧あれ)がある。
和倉温泉に行くまで、まさかあの多田屋が泊まった宿の近くにあるとは知らなかったので、
温泉にだけ入りにいった。
最高。
ちょうど誰もいない。
露天風呂に浸かりながら海を眺める。
空にはカモメが飛んでいる。
対岸の能登島と夕焼け。
時間が普段の3分の1ぐらいのスピードで流れる。
泊まった旅館は多田屋程高級ではなく、
仲居さんも気さくで、色々と教えてくれた。
初めての北陸はこんな感じで過ぎてった。
次は奥能登、氷見、富山編です。
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